モルトの甘みとホップの苦味がほどよくバランスしたオーディナリービター 奈良醸造 AS IS
オーディナリービターとは、イギリス発祥の伝統的なエールのひとつ。英国のパブで日常的に愛飲されているしみじみと美味しいビールです。
口に含めばモルトの甘みと、後を追ってやってくる英国産ホップのじんわりとした苦味。アルコール度数3.5%でスルスルと飲める一杯です。
※350ml缶はナイトロ缶仕様で、振ってからグラスに注ぐことでクリーミーな泡と優しい口当たりを楽しめます。
【ブルワリーさんからのコメント】
「同期」という言葉には特別な響きがあって、長野県松本市にある松本ブルワリーはそんな存在のひとつ。
奈良醸造、松本ブルワリーとも醸造開始は2018年で、まさに同期と呼べる醸造所です。
松本ブルワリーが定番商品として造っていて、奈良醸造もいつか造りたいと思っていたイギリス発祥のエール、オーディナリービターを以前コラボで造りました。派手さはなく、英国のパブで出てくる、日常に溶け込んだ何気ないけれども向き合ってみるとしみじみと美味しいビール。そんな特別だけど特別じゃないといった意味を込めて「NOTHING SPECIAL」と名付けたビールを、この度奈良醸造としてもう一度造ることにしました。
注がれる液体の色はカッパー(Copper、銅色)。おだやかで優しいモルトのアロマの奥に、ほのかに干し草を思わせる英国産ホップ・Fuggleの香りが潜んでいます。
このスタイルの本場である英国のパブで提供されているものをイメージして、含まれる炭酸ガスは弱めに仕上げています。口に含めばモルトの甘みと、後を追ってやってくるホップのじんわりとした苦味。一見どっしりとした味わいに感じられるかもしれませんが、意外にもスルスルと飲めるのは、モルトの甘みとホップの苦味がほどよくバランスした上に、アルコール度数がたったの3.5%しかないということもあるでしょう。
このビールを飲むときのコツは冷やしすぎないこと。英国のパブではセラーと呼ばれる地下室で保管されたビールが提供されていますが、このセラーはヒンヤリとはしているものの、冷蔵庫のようにキンキンにビールを冷やす役割はありません。冷えていないビールなんて、と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、冷やしすぎない温度(10-12度)がこのビールを一番美味しく感じていただけます(英国紳士は、これはビールではなくエールなんだ、というかもしれませんが)。
ちなみに、缶は窒素ガス充填のナイトロ仕様として製造しました。ナイトロ特有のクリーミーな泡と優しいマウスフィールが、モルトの甘みをさらに引き出してくれることでしょう。
「NOTHING SPECIAL」のレシピを当時のまま復活させて造った今回のビール、その流れを名で表すとしたらという、松本ブルワリーのヘッドブルワー勝山さんからの提案で「AS IS」と名付けました。
しみじみと味わっていただけると本望です。
【ブルワリーさんオススメの楽しみ方】
飲み頃温度:10~12℃